♪ あぶくたった、にえたった~、にえたかどうだかたべてみよう。
むしゃむしゃむしゃ…。まだ にえない・・・♪
しゃがんだ鬼(豆?)の周りをみんなで輪になって歌いながら歩き、
「むしゃむしゃむしゃ」のところで鬼の頭や体を触るふりをして煮えたかどうか確認します。
煮えた後は、鬼を戸棚に入れて(少し離れたベンチのところへ連れていき)、
鍵をガチャガチャガチャとかけ(る真似をし)ます。
そして、みんなはおうちに帰り、くつろぎタイム~
「ご飯を食べて、もぐもぐもぐもぐ」
「お風呂に入って、ゴシゴシゴシゴシ」
「歯磨きをして、シュッシュシュッシュ」
「お布団ひいて寝ましょう」
の言葉に合わせて、動作をします。みんなのしぐさがかわいい~!
慣れてくると、
「テレビを見て」
「ベッドで寝て」
「ゲームをして」などが子どもたちから出てきました。
そして、寝静まったところへ、
鬼の「トントントン」という声。
みんなで「何の音?」と聞きます。
鬼「風の音」
みんな「あ~あ、よかった。」
再び
鬼「トントントン」
みんな「何の音?」
鬼「雨の音」
みんな「あ~あ、よかった。」
としばらくいろんな音のやりとりが続きます。
そして、ついに
鬼「トントントン」
みんな「何の音?」
鬼「おばけの音」
みんな「キャー(≧∇≦)!!」と逃げ回ります。
鬼はみんなを追いかけます。鬼に捕まえられたら、次の鬼へと交代です。
初めての「あぶくたった」でしたが、
言葉のやりとりや動作、追いかけ逃げることを楽しみました。
鬼を一人でできる子もいました。
どんな音にするか、いつ「お化けの音」にするかを考えるのを楽しんでいました。
一人で鬼が難しい子はスタッフと一緒に行い、誰もが鬼も逃げる側も体験できました。
伝承遊びには楽しい要素が満載です。
他の伝承遊びも紹介していけたらと思います。